掌ゴールデントライアングル | 近藤 健一

 「TANAGOKORO GOLDEN TRIANGLE(掌ゴールデントライアングル)」は、日本の伝統工芸の備長炭にこだわる銀座掌スタッフの、「世界一のタオルを作りたい」という情熱と私近藤との心のコラボレーションが決めてとなり、共同で開発が進められた糸です。
この糸に使用されているSuvin Gold( スビンゴールド) はインドの偉人Mr.APSUMI が2 年間カリブのSt.Vincent 島に住み込んで綿花実習した後、種をインドのデカン高原に持ち帰り、古代綿Sujata( スジャータ) とのクロスブリードによって、1974 年に開発されたSuvin を世界トップクラスのコットンに育て上げ、1994 年に命名されました。
もうひとつのコットンUltimate( アルティメイト) ピマは、Sea Island をルーツに持ち、親交のあるエルパソ郊外のラ・ユニオンの農家Mr.DOSI と、昆虫学博士SALLY FOX が育て上げた究極のオーガニックコットンです。
この繊細かつふくらみのある2 大超長綿と、日本伝統の備長炭が練りこまれたレーヨンを絶妙にブレンディングし、極限まで撚りを甘く紡ぐことで、肌触りのよい糸に仕上げました。
「TANAGOKORO GOLDEN TRIANGLE」から生まれたコンフォートケットは、使用した時の新鮮な喜びが、きっと皆様を癒しの世界に誘うことでしょう。


2013年10月16日

近藤 健一(こんどう けんいち)
深い知識と豊富なアイディアからヒット作を次々と連発する紡績エンジニア。
世界各地の大学で自然科学や文化を学んだ経験から生まれる糸は、
常に環境に優しく、人にも優しく、斬新で何時の世でも世界から愛され、
その活躍ぶりは「糸の魔術師」と呼ばれるほど。
またオーガニックコットンを広めることが平和につながるという思いから、
世界中を渡り歩きその普及に努める、日本のオーガニックコットンのパイオニアでもある。